レース印象
圧倒的な力差のある馬が出る年は、固く決まっているが、基本的には中荒れのしやすいレースである。
今年は雨の影響で馬場に影響は出る。
しかし、先週のNHKマイル同様のコースであり、クッション値も雨でも落ちていない。
先行馬にソダシがいるためペースが緩くなるとは考えにくい。
データからは3枠・6枠の1着率が良い。
連対率の枠差は大きくないが4・5枠から勝馬が出ていない。
枠の有利不利はあるようだがペースによって差し・先行有利が決まる。
今回はバランスの取れたミドルペースが想定されるため馬の経験と器用さが求められる。
調教評価
調教の注目馬は4頭。
【2.6.8.16】
予想
◎本命:2 スターズオンアース
調教よく、とてもバランスが取れた馬である。
秋華賞でも馬群を縫い出てきたことからも馬自体の操作性も良く器用である。
どのレースでも安定しており、スロー差し脚のみの馬ではない。
ルメール騎手も前日東京11Rで最速の上りを使いながら届かなかったことからヴィクトリアマイルでは一度下げて中段後方外を確保すると考える。
〇対抗:6 ソングライン
調教よく、東京1600mに適した馬である。
オッズから本命まで考えていたが騎手の乗り替わりが気になる。
基本的に中段からの差し脚に魅力がある為、差し展開でスターズオンアースに勝てる馬がいればこの馬と考えている。
枠も良い枠で昨年の安田記念の勝ち馬であるため軽視はできない。
▲単穴:8 ララクリスティーヌ
実績は上位馬より劣っているが調教も良く騎手も継続騎乗である。
勝ちが出ていない枠ではあるが昨年スワンS(1400m)でダイアトニックに0.2秒差は評価できる。
△相手:11 ナミュール
前走は先団につけて結果を出している。
今回は前回よりも短い距離で結果出している馬もいるため、後方になってしまうことも想定されるキレが抜群にある馬ではないが東京1600の走破時計は良い。
△相手:16 ソダシ
調教力強さと柔らかさがありよく見えた、今回大外で騎手替わりが大きな懸念点である。
年齢を重ね我が強く出てきており、初騎乗の外枠で不安要素が大きい。
しかし、マイルは4-0-1-0と抜群うまく流れてしまえば昨年同様勝ちもあるがやはりマークも想定されるため厳しいレースにはなると考えられる。
☆穴(注目馬)4 アンドヴァラナウト
近走成績が振るっておらず買いにくい馬ではあるが前走吉田隼人騎乗でよい走りを見せていた。
福永騎手騎乗のころからレース展開に合わせて器用に立ちまわれる馬であり、近走はスタートが苦手な外国騎手の影響も考えられる。
一度コンビを組み今回有力馬とソダシで戦ってきた吉田騎手の一発に期待したい。
勝負馬券
3連単:2 → 6.8.11 → 4.6.8.11.16(12点)
3連複:6-8 → 4.11.16(3点)
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